土踏まずの痛みは病気の予兆？炎症や腫れ痛風の初期症状を詳しく検証

土踏まずが痛くなって、
なかなか痛みがおさまらない。

こんな症状に、心あたりはありませんか？

それ。

もしかしたら体からの
SOSかもしれませんよ。

土踏まずの痛みには、思わぬ病気が
潜んでいる可能性があることを
ご存知ですか？

土踏まずの痛みから見える病気とは？それぞれの病気の初期症状を知っておこう

---

■ 足底筋膜炎
土踏まずに痛みがある場合、
考えられる病気のうち
一番多い病気が足底筋膜炎です。

足の指の付け根から、
かかとまでを繋ぐ足底筋。

この足底筋が様々なことが原因で
細かく断裂し、炎症が起きる状態です。

運動不足の人や、急にスポーツを始めたり、
スポーツで足に負担がかかる人、
偏平足や外反母趾の人などに
多くみられる病気です。

この病気の初期症状は、
朝起きて踏み出す一歩や、
しばらく座った状態から立つときに
踏み出す一歩の際、
足の裏に激痛が走ります。

また痛みのほかに、
しびれの症状が出る場合も
あるのも特徴です。

■ 足底線維腫
症状は足底筋膜炎と似ているのですが、
はっきりとした違いがあります。

それは土踏まずあたりに、
動かない１cmから２cmぐらいの
腫瘍があることです。

この腫瘍は良性の腫瘍ですが、
進行していくと、大きくなって
さらに痛みが強くなったり、
悪性に変化する可能性もあるので
注意が必要です。

■ 糖尿病性神経障害
血糖値が高くなることにより、
血管が傷つけられ、
神経障害を引き起こす病気です。

この病気は足の先や、
足裏の痛みから始まります。

また、痛みだけでなく、
しびれることもあります。

放っておくと
ますます悪化してしまいますので、
初期症状や違和感がある方は
気をつけてください。

■ 足ツボで分かる体のSOS
足ツボをされたことはありますか？

足ツボ痛いですよね。
痛くて泣きそうになります。

ちょうど土踏まずのあたりは、
「胃」や「腸」など消化器系のツボです。

このあたりが痛む場合、
消化器系に疲れが出ているか、
なにかしらの問題がある可能性があります。

また腎臓の異変から
痛みがきていることもあるので、
継続的に痛む場合は、
病院で診てもらいましょう。

足ツボマッサージは、
慣れてくると痛気持ちよく、
痛みにも慣れてくるので
クセになる方もいます。

しかし足ツボマッサージのやりすぎで、
土踏まずの痛みを悪化させてしまう、
ということもあるため
適度にしてくださいね。

20代でも激増している痛風の可能性も！？痛風の初期症状は土踏まずの痛みから

---

痛風。

かつては（今でもかな？）、
贅沢病と呼ばれていました。

昔はお肉やお酒を好きなだけ楽しんで、
贅沢していた王や貴族など、
上級階級の人たちがかかる
病気だったためです。

現在では日本でも食の欧米化が進み、
誰もがなりえる病気となってしまいました。

血中の尿酸値が高くなって、
その後に尿酸が結晶化し、
その結晶が関節に沈着することにより、
炎症を起こす病気です。

この病気90％以上が、
男性と言われています。

中高年に多い病気ですが、
20代の男性でも発症する恐れが十分にある
怖い病気です。

痛風の初期症状として、
足の指から土踏まずのあたりまで、
痛みが出ることがあります。

遺伝性も高いといわれているため、
家族に痛風の人がいたら要注意です。

また普段からアルコールや肉類を
大量に摂取する方は注意が必要です。

仕事の都合での付き合い、
接待が多い方なんかは要注意ですよ。

土踏まずの痛みがしばらく続く場合は、
無理をせず、病院で診てもらうように
してくださいね。

まとめ

---

土踏まずの痛みだけで、
これだけの病気が潜んでいる
可能性があるんですね。

足裏マッサージに行ったり、
ツボの位置を見ながらセルフチェックをして、
自分の体の状態を確認することも重要です。

痛みは体からのサインなので、
些細なサインでも見逃さないようにしたいですね。