実は意外と難しくない?介護福祉士の国家資格難易度や合格率とは
色々な場所で高齢者福祉関係の施設を見るようになりました。
1994年に、高齢者人口が14%になり、
日本は「高齢社会」に突入しました。
現在も更に高齢者の人口が増え
それと共に介護に対する世間の見る目も変化してきました。
そこで注目されているのが、
より専門的な知識や技術を備えている「介護福祉士」なのです。
実は介護福祉士の試験難易度は高くない?
2015年までに27回、
介護福祉士国家資格試験が開催されてきました。
過去5年まで遡りまとめてみました。
【第23回】
・48.3%(合格率)
・71点(合格基準点)
・74432人(合格者数(全国))
・154223人(受験者数)
【第24回】
・63.9%(合格率)
・75点(合格基準点)
・88190人(合格者数(全国))
・137961人(受験者数)
【第25回】
・64.4%(合格率)
・69点(合格基準点)
・87797人(合格者数(全国))
・136375人(受験者数)
【第26回】
・64.6%(合格率)
・69点(合格基準点)
・99689人(合格者数(全国))
・154390人(受験者数)
【第27回】
・61.0%(合格率)
・68点(合格基準点)
・93760人(合格者数(全国))
・153808人(受験者数)
過去の合格率や合格基準点を考えると、
試験勉強にきちんと備える事ができれば
難関試験ではありませんよね?
ただし油断して勉強しないで試験に臨むと絶対に落ちます。
専門用語が試験問題に満載で
何を質問しているのかが分からないのですから。
介護福祉士は国家資格です。
国が定めている資格なのでもちろん容易ではありません。
介護福祉士試験の合格基準は?
国が定めている合格基準は2つあります。
・1つ目
問題の総得点60%程度を基準として、
問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
:2つ目
1つ目を満たした者のうち、以下の試験科目10科目群
すべてにおいて得点があった者。
これらは国が筆記試験の合格基準と
定めているものになります。
要するに問題全体で
60%以上点数を取って科目別に出題されるので
1科目について必ず1つの問題は正解している事なのです。
注意したいのが、総得点で60%以上でも
10科目のうち1科目でも0点があれば不合格となります。
ですから万弁なく勉強する必要があるのです。
介護福祉士試験の受験勉強のポイントは?
受験勉強のポイントは3つあります
■ 過去問を基本に勉強する
過去問を制する事で試験を制するとまで言えます。
過去問を解いていくうちに、問題傾向が
だんだんと理解できるようになります。
1冊の過去問で3クール行いましょう。
そして、どうしても理解できない問題を
チェックしておきます。
3クール終了した時点で、
チェックした問題だけを何度も解きます。
そうする事により力がつけます。
■ 合間をみて暇なら勉強しよう
毎日10時間も勉強する必要はありません。
私は合間をみつけながら勉強して試験に合格しました。
例えばお風呂の中やトイレの中。
合間勉強で合計3時間程度しか勉強していません。
継続する事が大切です。
■ 試験の近くになったら予想問題を買おう
試験が近づいてくると書店には多くの予想問題が並びます。
これは必ず買いましょう。
毎年の出題傾向予想問題が出るので
今まで勉強してきた力試しです。
この3つのポイントを押さえ勉強すれば
必ず良い点数が取れます。
頑張って下さい。
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